群馬大学理事(研究担当) 峯岸 敬
群馬大学においては、「第2期中期目標・中期計画」の「研究に関する目標」において
・学長のリーダーシップに基づいて研究者等を適切に配置し、施設及び設備などの研究環境を整備する。
・国際競争力を持つ先進的研究拠点の活動を担う人材を育成する。
という目標を掲げ、国際的に通用するリサーチ・ユニバーシティを目指す取組の一環として人材システム戦略を積極的に推進しています。
テニュアトラック制度は、本学全体の研究人材育成システム改革の一環であり、学長を総括責任者とする「群馬大学テニュアトラック普及推進室」において一元的にテニュアトラック制度の普及・定着に取り組んでいます。
本学では、すでに文部科学省の「科学技術人材育成費補助金」の支援を受けてテニュアトラック普及・定着事業を推進しており、群馬大学テニュアトラック普及推進室の支援のもと、6つの学部等に設置されたテニュアトラック普及推進室が各学部等での取組を進めています。
今後は、テニュアトラック制度の全学へのさらなる普及・定着のため、取組を継続・発展させていきます。
グローバル化が進展する中、本学では、医理工連携により、分野融合的に活躍できる優秀な若手・女性・外国人研究者を養成することが必要です。このため、テニュアトラック制度を含めた人材育成システムの改革と世界レベルの優れた研究者の育成を図り、群馬大学、ひいては我が国全体の学術研究の発展に貢献していきます。